蜷川実花監督の映画『ヘルタースケルター』を鑑賞してきました。興奮冷めやらぬ状態ですので、感想を書き留めておきます。

無類の寺島しのぶファンである友人と、大阪ステーションシティシネマという劇場で観てまいりました

ヘルタースケルター

映画『ヘルタースケルター』は、蜷川実花監督・沢尻エリカ主演で話題の映画です。
公式のキャッチコピーを借りると、

世紀を超えた伝説的熱狂コミック、驚異の映画化!監督・蜷川実花×主演・沢尻エリカでセンセーショナルに放つ、今年最高の衝撃と疾走の極彩色エンタテインメント!!

ということで、そこそこの期待を抱いて観た訳ですが、正直期待以上の素晴らしさに満足しております。

予告編はこちら。

作品についての真面目な批評や感想は他のところで星の数ほど書いてありますので、僕なりに印象に残ったいくつかのポイントだけメモ的に書いておきます。

蜷川実花っぽさが全開

監督の蜷川実花さんは言わずと知れたフォトグラファーですが、彼女のもつ特徴的な作風が、映像や音楽を通して存分に表現されていていました。

写真作品は蜷川実花のオフィシャルサイトで見る事ができます。見ての通り、目に焼き付くほどの鮮やかな色彩をともなった煌びやかさがあるのがわかると思います。世間では「ガールズフォトといえばニナミカ」みたいな感じらしいですね!
そんな作風でつくった映像作品として、あのAKB48の「ヘビーローテーション」のMVも監督しているようです。

(参考)

『ヘルタースケルター』は、映画としては『さくらん』に次ぐ2作目ということでしたが、彼女の作品にビビッときた方は必見といってもいいでしょう!僕にはすべてのシーンが刺激的で、印象の薄いシーンなどなく、最初から最後までしっかり目に焼き付いております。

リアルとのリンクが面白い

沢尻エリカ演じる「りりこ」は全身整形を施したスーパースターで、モデル出身のカリスマとして日本の芸能界を華々しく駆け抜けていく様子が描かれます。そんな日本芸能界のスターの有り様が、現実とリンクさせながらリアルに描かれます。
例えばこれ

「パルコ」のCMですが、これはそのまま劇中でも使用されます。

もうひとつ例を出せばこれ

劇中で二人が表紙を飾った雑誌が、実際に発売されました。この「VOGUE girl」以外にも、女性ならば誰でも知っている雑誌が映画にはババーっとたくさんでてきます。
一過性の流行の「カリスマ」がいかにして業界に、ファンに使い捨てられていくのか、そういった視点もあれば、こういう風にテレビや雑誌というメディアに異常に持ち上げられる怖さもわかりますね。
人並みはずれて美しく爆発的人気を誇るりりこも、諸行無常の理からは逃れられないのです。
とまあ、こういったリアルのブランドとのリンクは、プロモーションとしても演出としても面白いなと思います。スポンサーやタイアップといえばそれまでなんですが、劇中にも出てくる事はあまりないので見ていて「おぉー」っとなりました。

水原希子がめっちゃかわいい

これが言いたくて今回の記事を書いたといっても過言ではありません。プロモーションでは主演の沢尻エリカで霞みがちな水原希子ですが、劇中の彼女は異常に美しいです。(まあそれだけなんですけど)

水原希子以外も実はキャストが結構豪華で、大森南朋・寺島しのぶ・桃井かおり・窪塚洋介など実力派揃いとなっています。あ、哀川翔兄さんもおいしい役で出演してましたね!ということは勝俣州和さんも・・?と思いましたがさすがに出ていませんでした

というわけで、このいろいろ衝撃的な作品、僕はかなり楽しむことができました。この記事でどこか「おっ」とひっかかった方は是非ともご覧になってみてください。
R15+なのでまだ小さい方はお気をつけて!