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中国人学生との関わりのなか感じたこと(メモ)

先日、我が家にホームステイしていた中国人学生が帰国しました。
関西国際空港から飛行機でおよそ2時間で故郷の上海に到着するそう。さすがお隣の国ですね!

どういった経緯で一介の学生である僕の家でホームステイを受け入れる事になったかというと、 ちょっと前まで活動していたアイセックといういわゆる学生NPOの関係からです。

アイセックはグローバルな人材育成に取り組む学生による団体で、主に国境を越えた企業と学生のマッチングをする事で「海外インターンシップ」の企画・運営を行っています。日本ではNPO法人格を取得していて、NPO法人アイセック・ジャパンという仰々しい組織があり、その会員団体として、僕が活動していたアイセック関西学院大学委員会があります。

まあそこを通して、難波のとある製紙メーカーでインターンシップを行うことになったのが上海の学生 Jane(本名はチェンなんとか)です。 8月の初旬から9月の中旬くらいまで、およそ6週間の滞在でした。
彼女からは、中国人として、学生として、色々な話を聞くことができたので、そこから知ったこと・気づいたことを忘れぬうちに書いておこうと思います。(ほとんどしょうもない事ですけどね!)

 ・英語のニックネーム?
彼女の名前はチェンほにゃららですが、しょっぱなからJane(ジェーン)といういわゆるイングリッシュネームを名乗っていました。そういえば他の中国人も英語で書くようなかっこいいニックネームがあったなと思い、何故そんなニックネームなのか聞いてみました。 答えは「外国人に私たちの名前は正しく発音できないから…」。なるほどですね!

 ・プライドが高い?
彼女は上海生まれ上海育ちで、広大な中国の中でも「ええとこ」の地域のプライドがあります。我が家でも100回以上は「上海では~・・」という接頭語を用い、他の街のことは「外地方」と読んでいました。「外国」のような感覚があるのか、「外」という言葉を使うことにちょっとびっくりしましたね。 中国とひとまとまりに考えるのは危険ですね、あまりに広いですから。

・多様な民族? 
彼女は「漢民族」ですが、中国には60近い民族があるそう。すごいな!地方ごとに民族がわかれているパターンが多いようです。また、戸籍のような、自分の民族の証明書のようなものもあり、社会での扱いに差が出る事もあるようです。(少数民族に対して厚遇したりなど)

・facebookやtwitterは使用禁止?
中国ではfacebookやtwitterの使用は禁止されていて、国内では独自の類似サービスがはやっているそう。まあなんとなく知ってはいましたが、Twitterの代わりはweiboって具合いですね! ヤリ手の中国人は、海外のサーバを経由してfacebook等を使っているらしいです。

・めっちゃ勉強する?
会話の中身はよく覚えてないですが、恥ずかしくなるほど、勉強の量に差がありましたね;特に受験勉強への気合いの入りようがちがうようでした。

・「made in~」に敏感?
食品でも電気製品でも「どこ産か」を必ずチェックしていたようです。これは日本人も同じかもしれませんね。 せっかく日本に来たから、という気持ちからか、(特に電化製品は)中国製のものは避けていたようです。

・日本の中華料理はちょっとちがう?
なかなか日本の家庭料理は口に合わなかったかもしれません。じゃあ中華でも・・とか思うのはおおまちがい!日本の中華料理はあくまでも日本人用のものなんですね、改めて言うほどの事でもないですが。中国ではとにかくなんでも炒めるという調理が一般的らしいです。あと酢と、七味のようなスパイス類はかなり消費していました。

細かい事を挙げたらきりがないですが、およそ6週間のなか、新たな気づきがたくさんありました。
中国人というと、盲信的というか変な方向に熱い感じのイメージをもっていたのですが、実物はいたって普通で、むしろ自国の政治や経済の事も意外と客観的に、冷静に見ているんだなという印象を受けました。

百聞は意見にしかず、ですね!

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