どうもお久しぶりです。
就職活動中ということもあり、なかなか更新できていませんでした。というのはうそで、単純にブログのねたが思いつかなかったのです。
先日「世界報道写真展2011」を鑑賞してまいりました。
刺激的だったので、感想をブログに記しておきます。
世界報道写真コンテストというのが毎年行われているらしく、その受賞作品を世界中で展示するのがこの企画です。このコンテストには様々な部門があり、「ニュースの中の人々」「スポーツ」「社会問題」「アート」などなどいろんなジャンルの写真をみる事ができます。
今回は2011ということで、2010年の様々な出来事をとらえた写真たちが展示されていました。 125の国と地域から10万8千点を超える作品の応募があったようです。
ハイチでの震災やタイでの武力衝突など世界を注目させたニュースはもちろん、ある国のある人物、ある出来事にフォーカスした写真もあり、様々な「瞬間」を目に焼き付ける事ができました。
一歩進むごとに衝撃的な写真が目に飛び込んでくるこの展示会は、自分では決して見る事の出来なかったものを切り取り、伝えていく報道写真の意義が実感できた空間でした。
心底思ったのは、やはり、自分には知らない事が多すぎる、ということ。
もちろん世界中で何が起きているのか全てを把握することはできないけれど、いまの自分は見
えてなさすぎたな、と感じたのです。
こんな面白い人がいる、美しい景色がある、かっこいい動物が生きている、凄惨な争いや災害が起きている、など、事実なのに未知なものごとがたくさんあって、すっごく「もったいない」と思いました。
見たい!知りたい!という知的好奇心を旺盛に、もっと欲張りに生きていこうと決意しましたね!もちろん写真という伝達ツールを利用しながら。
チリの落盤事故で閉じ込められた作業員が、審査員特別賞を受賞していました。 地上から通気孔を通して渡されたデジカメで、地下での生活の様子をおさめた写真です。
いまや技術の進歩でだれもがカメラマン・ジャーナリストになりえます。 プロカメラマンが登場できないところだって、指一つで瞬間を切り取って伝えあえるんです。
そんなメッセージが添えられた受賞でした。
大阪ハービスホールでの展示は終了しましたが、立命館大学の各キャンパスで開催されるようです。大学生なら前売り300円でございました!お得!