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読書「変身」「論理パラドクス」

最近、無性に「時間を無駄にしちゃいけない」と思うようになりました。

何も予定がない日や、電車の中でぼうっとしてる時間、夜眠れずにごろごろしてるだけの時間を、有効に使おうということです。
1日空いたときは、とにかく外出することを心がけることにしています。家の外にしかないものをこの目で見るためです。

また、数十分~数時間空いたときは、読書をしようと決めました。大学生になってからはあまり本を読むことがなく、今更になって焦ってきたからです。世の中には素晴らしい本が星の数ほどあるのに、このペースでいくと一生のうちに全然読まれへんやないかい!という焦りです。

最近読んだ本を2冊紹介します。

カフカ『変身』

カフカの代表的な小説のひとつです。といいつつ、中学生くらいの時に文庫本を買った以来本棚に埋もれていたものをひっぱり出してきて初めて読みました!

主人公がある朝目覚めると大きな虫に変身していた、、というストーリーですが、これがシュール。ある家庭の日常のひとコマとして描かれます。虫になっちゃうというスーパー大事件が起きたにもかかわらず、本人は冷静に仕事に遅れちゃうとか考えたり…が、やっぱり虫なので、生活を共にする家族は困惑します。この家族と共に物語は終末に向かうのですが、結末は読んでからのお楽しみ!

父と息子、仕事とプライベート、変身前後の心情など、色々なものを対比させている作品だと思います。何を感じ取るかはそれぞれで、正直込められたメッセージの解釈は僕には難しい作品ですが、短いのでさっと読んでみてはいかがですか!

三浦俊彦『論理パラドクス 論証力を磨く99問』

これはもうそのタイトルの通り、論理学や哲学の考え方を用いてロジカルセンスを鍛える問題集です。「うそつきのパラドクス」「囚人のジレンマ」「ニワトリか卵か」など、有名どころを含めた99問あります!

この本のいいところは、誤った考え方に対しての詳しい反論があることです。一見正しそうな意見についても、論理的に何が真実かを証明しています。まあ僕にはちんぷんかんぷんなものも多くありました。。
あんまりひけらかしてるとこの屁理屈野郎が!ってなりますが、思考の方法を身につけるという事と答えを一つ出すという快感を得ることのできる本です。

ひとつ例題を!
Q、決して解くことのできない問題とはどんな問題か





A、「この問題は何故解けないのだろうか」という問題

いやもうそれがなんやって感じですね

最後に、これから読みたい本リストを書いておきます。持ってる方はぜひ貸して下さい!!

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