カテゴリー: 感想

なにかにふれて自分が感じたことを記しておく。
後に振り返るためでもあるし、感想をアウトプットすることで自分の価値観を構築したい。

  • なにわ淀川花火大会へ!

    なにわ淀川花火大会へ!

    今年は淀川の花火大会へいってまいりまして、とっても綺麗だったので写真や動画を残しておきます。

    いやー素晴らしいですね、といっても、写真ではやっぱり伝わりませんよね。
    僕の撮影テクニックも特にないですし、ご覧の通りとなりました。

    比較的近くで見た印象は「音でかすぎ!」というかんじです。
    いつもテレビの映像やネットの写真で楽しんでいた僕としては、衝撃的でした。

    他のオーディエンスの歓声や拍手、凄まじい音、空を覆い尽くすような花火の光などなど、実際に現場に観に行かないとわからない事もあるなと改めて感じた一日でした。

  • 映画を鑑賞しました:『ヘルタースケルター』

    映画を鑑賞しました:『ヘルタースケルター』

    蜷川実花監督の映画『ヘルタースケルター』を鑑賞してきました。興奮冷めやらぬ状態ですので、感想を書き留めておきます。

    無類の寺島しのぶファンである友人と、大阪ステーションシティシネマという劇場で観てまいりました

    ヘルタースケルター

    映画『ヘルタースケルター』は、蜷川実花監督・沢尻エリカ主演で話題の映画です。
    公式のキャッチコピーを借りると、

    世紀を超えた伝説的熱狂コミック、驚異の映画化!監督・蜷川実花×主演・沢尻エリカでセンセーショナルに放つ、今年最高の衝撃と疾走の極彩色エンタテインメント!!

    ということで、そこそこの期待を抱いて観た訳ですが、正直期待以上の素晴らしさに満足しております。

    予告編はこちら。

    作品についての真面目な批評や感想は他のところで星の数ほど書いてありますので、僕なりに印象に残ったいくつかのポイントだけメモ的に書いておきます。

    蜷川実花っぽさが全開

    監督の蜷川実花さんは言わずと知れたフォトグラファーですが、彼女のもつ特徴的な作風が、映像や音楽を通して存分に表現されていていました。

    写真作品は蜷川実花のオフィシャルサイトで見る事ができます。見ての通り、目に焼き付くほどの鮮やかな色彩をともなった煌びやかさがあるのがわかると思います。世間では「ガールズフォトといえばニナミカ」みたいな感じらしいですね!
    そんな作風でつくった映像作品として、あのAKB48の「ヘビーローテーション」のMVも監督しているようです。

    (参考)

    『ヘルタースケルター』は、映画としては『さくらん』に次ぐ2作目ということでしたが、彼女の作品にビビッときた方は必見といってもいいでしょう!僕にはすべてのシーンが刺激的で、印象の薄いシーンなどなく、最初から最後までしっかり目に焼き付いております。

    リアルとのリンクが面白い

    沢尻エリカ演じる「りりこ」は全身整形を施したスーパースターで、モデル出身のカリスマとして日本の芸能界を華々しく駆け抜けていく様子が描かれます。そんな日本芸能界のスターの有り様が、現実とリンクさせながらリアルに描かれます。
    例えばこれ

    「パルコ」のCMですが、これはそのまま劇中でも使用されます。

    もうひとつ例を出せばこれ

    劇中で二人が表紙を飾った雑誌が、実際に発売されました。この「VOGUE girl」以外にも、女性ならば誰でも知っている雑誌が映画にはババーっとたくさんでてきます。
    一過性の流行の「カリスマ」がいかにして業界に、ファンに使い捨てられていくのか、そういった視点もあれば、こういう風にテレビや雑誌というメディアに異常に持ち上げられる怖さもわかりますね。
    人並みはずれて美しく爆発的人気を誇るりりこも、諸行無常の理からは逃れられないのです。
    とまあ、こういったリアルのブランドとのリンクは、プロモーションとしても演出としても面白いなと思います。スポンサーやタイアップといえばそれまでなんですが、劇中にも出てくる事はあまりないので見ていて「おぉー」っとなりました。

    水原希子がめっちゃかわいい

    これが言いたくて今回の記事を書いたといっても過言ではありません。プロモーションでは主演の沢尻エリカで霞みがちな水原希子ですが、劇中の彼女は異常に美しいです。(まあそれだけなんですけど)

    水原希子以外も実はキャストが結構豪華で、大森南朋・寺島しのぶ・桃井かおり・窪塚洋介など実力派揃いとなっています。あ、哀川翔兄さんもおいしい役で出演してましたね!ということは勝俣州和さんも・・?と思いましたがさすがに出ていませんでした

    というわけで、このいろいろ衝撃的な作品、僕はかなり楽しむことができました。この記事でどこか「おっ」とひっかかった方は是非ともご覧になってみてください。
    R15+なのでまだ小さい方はお気をつけて!

  • 映画を鑑賞しました:『キャプテン・アメリカ』ほか3本

    映画を鑑賞しました:『キャプテン・アメリカ』ほか3本

    前回も映画の感想記事を書いていた訳ですが、なんだか物足りなかったのでもう少しいきたいと思います。
    今回は「キャプテン・アメリカ」、「ザ・スピリット」、「IZO」の3本です。

    キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

    キャプテン・アメリカはちょっとおいといて、、

    いま全米で公開中の「アベンジャーズ」(予告編)アツイです!興行収入もアバター、タイタニックに次ぐ歴代3位となり、必見の1本であるに違いありません。

    http://journal.mycom.co.jp/news/2012/06/08/095/index.html

    何故これほど人気かというと、Marvel(アメリカンコミックの大手出版社)のヒーローが集結する(日本人的にはピンとこないかもしれませんが)とっても豪華な作品だからです。

    その「アベンジャーズ」がこの8月にも日本で公開です!
    アベンジャーズはキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ハルク、ソーらが出演するということで、それぞれ単独の作品も(アベンジャーズの伏線というか前置きというかそういう位置づけのものもありますが)映画化されています!

    そしてこのキャプテン・アメリカも正直アベンジャーズの為に作った感は確かにありますが、楽しめました!王道のヒーローアクションものですね。
    原作ではちょっとださめのコスチュームも、実写化すればあらカッコイイ!

    でもキャプテン・アメリカってすごいですよね、アメリカの為に星条旗を背負って超人ソルジャーとして盾ひとつで戦うヒーロー。戦時中に生まれたヒーローだけあって愛国者の極みです。

    アイアンマンもマイティ・ソーもそうでしたが、アベンジャーズにつながるエンディングとなっていて、期待させてくれる仕掛けがみられます。アベンジャーズをみる予定の方は是非!

    ザ・スピリット


    アメコミが原作で、フランク・ミラー監督作品です。「シン・シティ」や「300」同様、美しい映像や音楽で作品の世界に引き込まれてしまいます。彼がつくる世界では何でもかっこよくて見とれてしまうのです。

    この雰囲気をどうにか伝えたいのですが、言葉では難しいですね。ほんとに実写の漫画を見ているかのような、、
    オフィシャルサイトや予告編からその片鱗を感じ取ってみてください。→http://wwws.warnerbros.co.jp/thespirit/ (※音が鳴ります)

    サミュエル・L・ジャクソンのクレイジーな役が見所です。

    IZO


    ここ最近なにかとゲームや漫画の映画化を任されている三池崇史監督の作品です。いつもハチャメチャな映画にしちゃうのでそれぞれの原作ファンには賛否両論の彼ですが、実績から言って間違いなく日本映画の巨匠の一人です。

    今作も面白くて、「人斬り以蔵」でおなじみのあの幕末の岡田以蔵が主人公の物語なんです。以蔵の魂が時空を超えて人を斬りまくるという、正直かなり独特で難解な内容から、僕自身も「これはどういうことかな、、?」となりました。また全体を通して過激な表現で、いわゆる「見る人を選ぶ」という作品なのかもれません。
    ネットでのレビューもいくつかみましたが、まさに評価は真っ二つ。「IZOというよりIJO(異常)でした」という素晴らしいコメントもありました。

    すごいポイントを三つ挙げます!

    1、主演に起用した俳優がすごい
    中山一也さんという俳優です。マジで現代に俳優としてよみがえった岡田以蔵のごとき事件の起こしっぷり!
    彼のwikipediaの項目を参照してみてください。”数々の事件や奇行を起こし、俳優としてよりも犯罪者としての知名度の方が高い、ある意味で伝説的なカルト俳優である。”とあります・・・ひぃ

    2、キャストが豪華過ぎてすごい
    有名どころで行くと、桃井かおり・松田龍平・松方弘樹・ビートたけし・石橋蓮司・岡田真澄・内田裕也・片岡鶴太郎・緒形拳・原田芳雄・大滝秀治・遠藤憲一・寺島進・長門裕之・樹木希林・ジョー山中・力也・ミッキーカーチス・ボブサップ などなど! 他の大物俳優陣ももーっと出てます!

    どうですか、豪華すぎて読むのが面倒でしょう。僕もこれは豪華すぎて書くのが面倒なのでこちらを参照ください。

    3、劇中で人が斬られすぎてすごい
    以蔵さんに200名以上が斬られているとのことす。斬りすぎやろ

    三池監督の最新作「愛と誠」も6/16より公開です!

  • 映画を鑑賞しました:『マイ・バック・ページ』etc.

    映画を鑑賞しました:『マイ・バック・ページ』etc.

    ここ一週間くらい、映画をまとめて鑑賞してやりました。
    TSUTAYAのDVDレンタルが安かったのでこういうことになりました。

    映画というすさまじくエネルギーを注がれた芸術的産物を、これほどの低価格で楽しめるという意味で、DVDのレンタルビジネスについては日頃から有意義だなぁと思っております。もちろん音楽CDも!
    中古の本についてもそうですね、某大手中古書店の店内放送で「眠っている本やCDが捨てられることなく他の人の手に渡ってまた輝くって素敵でしょ」みたいなこと言ってましたけど、まさにそうです。共感します。

    という話ではなくて、
    せっかくたくさんの作品を見たので、いくつかピックアップして紹介したいと思います。

    チョイスしたのは「マイ・バック・ページ」、「アドレナリン」、「マーズ・アタック!」の3本です!

    マイ・バック・ページ

    この作品の学生運動がなんやらというあらすじだけ知っていて、それについてあまり知らない僕は、とりあえずこれを見てそれから勉強してみようという感じでレンタルしました。
    こんなノリで、よく知らないトピックでも、映画や小説から入って興味を持てたら調べてみるというのはよくやる手です。

    実はこれ実話ベースの映画で、このジャーナリストが書いた回顧録的ストーリーなのです。妻夫木演ずるジャーナリストとマツケン演ずる学生活動家の二人の若者が登場します。とってもイケメンですよね。

    なんやかんやで自衛官殺害事件にまで発展していく訳ですが、この二人の若者がどういった思いでこの時代を生きていったのか、なんとなく感じ取れた気がします。
    (しかしこのマツケンが演じた「活動家」については、全くイメージと違いましたので、予告編とかでカッコイイ!とか思った方はご注意を。)

    見終わってみると、よくある青春グラフィティみたいにスカッとする話では決してなくて、これは若者の敗北のストーリーであると僕は捉えました。
    オープニングとラストのシーンが秀逸です。主役のジャーナリストを演じる妻夫木君の号泣で幕を閉じるのですが、そこにすべてが表れているのでそのあたりに注目してみてください。

    アドレナリン


    ここ最近見た中でトップクラスに「面白かったー!」作品のひとつです。続編もあったのでまとめて鑑賞しました。
    考えさせられるような深いメッセージ性とかも特にないし、ぼーっとみてもイイと思います。ただ、そのぼーっさえも吹き飛ばされる怒濤のハイテンションっぷりがヤバイです!「トランスポーター」ではクールだった主演のジェイソン=ステイサムも、この作品では完全にラリってます。

    アメリカっぽさ全開で、何でもありの展開と息もつかせぬテンポの良さはすごい!お酒でも飲みながらみると楽しいんじゃないかと思います。

    マーズ・アタック!


    ティム・バートン監督のSFコメディです。宇宙人が地球にやってくるというお決まりのSF的ストーリーですが、キャラクターはかなりユニーク。きもかわいくて何を考えているのかわからない火星人に地球の人々は振り回されてしまう訳です。

    なにより彼らの使うビーム銃にシビレましたね!びびびびーっと光線を発射し、うたれてしまうと骨を残して消滅しちゃいますからね!こわい。

    アメリカ大統領が火星人のボスと対面したときに、「同じ生き物じゃないか、尊重し合おう」というようなセリフを発するシーンがあります。アメリカが多様な民族が混在する社会のなかで抱えてきた差別の歴史を考慮すれば、このシーンにおけるそのセリフに対する火星人側の対応は考えさせられるものがあります。

  • 映画を鑑賞しました:『パルプ・フィクション』ほか4本

    僕はTSUTAYAが100円セールを始めるたびに、とりあえず足を運んで映画のDVDを何本か借ります。先日も行ってきました。
    今回借りた数本のうち、印象に残った4本を紹介します!今度TSUTAYAに行くときの選択肢にでもどうぞ。

    パルプ・フィクション


    タランティーノ監督の代表作のひとつ、パルプ・フィクションです。
    彼の作品の独特の雰囲気が好きでちょくちょくみています。延々と同じシーンが続いたり、むだにイイ音楽を使ったり、日本びいきを発揮したり、エピソード形式にしたり、彼自身が出演したりと、とにかくユニークな作品が多いです。
    キル・ビルやイングロリアス・バスターズもみましたが、やっぱりこれがタランティーノらしさ全開って感じでよかったです。いやでも僕なんぞにタランティーノのよさは語れないので、一度見てみてください。ただ、これは合わないなとおもってしまうと、すごい眠くなると思います。

    とりあえずこれだけ言っておくと、ジョン=トラボルタがすげえイケメンでした!

    ゴースト・バスターズ


    この名作を今まで見ていなかったことを公言するのは恥ずかしいのですが、やっと見ました。アメリカンコメディ!って感じの王道の展開で、安心のクオリティです。
    1984年の映像技術が生み出した、あのゴースト達やそれをやっつけるビームがたまりません。それとなんといってもこのテーマソングですよね、最高!

    鴨川ホルモー

    万城目学さんの人気小説を映画化したものです。
    著者も京大卒で、物語の舞台も京都大学。京都の町が舞台なだけでワクワクしますね。お、これはあそこだな!っていう楽しみがあります。
    作品としては、ユニークな行事「ホルモー」を軸にした青春コメディといったところでしょうか。必見ポイントをあげると、劇中に登場するきもかわいいCGの「オニ」、パパイヤ鈴木氏による可笑しな振り付け、ロケ地となった京都の町並み、そして山田孝之および栗山千明の好演です。
    あまり期待せず寝転びながらみるといい感じだと思います!

    ウルトラ・ヴァイオレット


    これヤバかったです。近未来SFアクション的なジャンルで、ストーリー設定や世界観はよくある感じなのですが、なにかが一味違います。一言で言うと「きれい」です。「うつくしい」のほうがしっくりくるかも。作品全体の色調・アクション場面・CG・そして主演のミラ=ジョヴォヴィッチ!

    しかもこの作品、あの『リベリオン』の監督なんです。というかこれもリベリオンみたいなもんです。

    今作でもリベリオンで登場したガン=カタ(銃と武術を組み合わせた戦闘技法)が応用されていて、戦闘場面は特に注目です。
    ガン=カタは面白くて、「なぜ主人公は敵の銃弾にあたらないのか」という問いの答えにもなっています。ずばり避けてます。銃を持った多勢に対して一人で戦う場面が多いですが、決してあたりません!東洋武術(カンフーや合気道)や刀術の動きも取り入れていて、みていてうっとりします。

    どの作品もオッケーイイ感じー!なので、是非ご覧になってみてください。